鉄板テーブルはガス式と電気式のどちらを選ぶ?違い・必要な設備・選び方

ガス式と電気式の鉄板テーブルを比較した画像

鉄板テーブルを選ぶ際、「ガス式と電気式のどちらがよいのか」で迷う方は少なくありません。

ガス式と電気式では、温度の立ち上がり方や温度調節の方法、周囲への熱、導入時に必要な設備などが異なります。一方で、どちらか一方でなければお好み焼きや鉄板焼きがおいしく焼けない、というわけではありません。

この記事では、ガス式と電気式それぞれの特徴と必要な設備を比較し、店舗やご家庭の設置環境に合った選び方を解説します。

鉄板テーブル全体のサイズや仕様から確認したい方は、「お好み焼きテーブル・鉄板テーブルの選び方」もあわせてご覧ください。

鉄板テーブルのガス式と電気式は何が違う?

ガス式と電気式の大きな違いは、加熱方法と導入時に必要な設備です。

ガス式は温度の立ち上がりが比較的早く、バーナーの種類に応じて火力を調節します。電気式は設定した温度を保ちやすく、温度管理がしやすい点が特徴です。また、火を使わないため、ガス式と比べて周囲への熱を抑えやすくなります。

ただし、実際の温度上昇は鉄板の厚みや大きさ、ガスの火力、電気式の消費電力などによって変わります。加熱方式だけで判断せず、設置場所の設備や使用方法まで含めて選ぶことが大切です。

ガス式鉄板テーブルの特徴

ガス式鉄板テーブルのバーナー部分

ガス式鉄板テーブルは、温度の立ち上がりが比較的早いことが特徴です。ただし、使用できる温度になるまでの時間は、鉄板の厚みや大きさなどによって変わります。

丸友製作所のガス式鉄板テーブルは、都市ガス13AとLPガスに対応しています。注文時に設置場所のガス種を指定して製作するため、納品後に使用者が都市ガスとLPガスを自由に切り替えることはできません。

火力調整の方法は、使用するバーナーによって異なります。圧電式は使用者が無段階で火力を調整し、圧電式3段切替と立ち消え安全装置付き3段切替は、「弱・中・強」の3段階で調整します。

ガス式は火を使うため、電気式と比べると鉄板テーブルの周囲に熱が伝わりやすくなります。設置前にはガス種やガス設備を確認し、設置環境に応じて換気についても施工業者などへ確認しておくと安心です。

電気式鉄板テーブルの特徴

アナログ温度調節器を備えた電気式鉄板テーブル

電気式鉄板テーブルは、設定した温度を保ちやすく、温度管理がしやすいことが特徴です。火を使わないため、ガス式と比べてテーブル周囲への熱も抑えられます。

丸友製作所の電気式鉄板テーブルは、単相200Vと三相200Vに対応しています。100V仕様はありません。単相200Vは家庭と店舗の両方で使用され、三相200Vは主に店舗で使用されます。注文時に、設置場所の電源に合わせてどちらかを指定します。

温度調節はデジタル式とアナログ式から選択でき、どちらも設定温度の調節が可能です。デジタル式とアナログ式で加熱能力が変わるわけではなく、温度上昇の速さは消費電力や鉄板の厚みなどによって変わります。

接続は原則としてコンセント式です。コンセント1口につき単独のブレーカーを設ける必要があるため、注文前に電源やブレーカー、コンセントの仕様を確認します。

ガス式と電気式の違いを比較

ガス式と電気式の主な違いをまとめると、次のようになります。

比較項目ガス式電気式
使用する設備都市ガス13AまたはLPガス単相200Vまたは三相200V
温度の立ち上がり比較的早い消費電力などによって変わる
温度調節無段階または弱・中・強の3段階デジタル式またはアナログ式
温度管理火力を見ながら調整する設定温度を保ちやすい
周囲への熱火を使うため伝わりやすいガス式より抑えやすい
鉄板の厚み9~12mm9~12mm
接続前の確認ガス種・ガス設備電圧・消費電力・ブレーカー・コンセント
主な設置場所店舗・家庭店舗・家庭
向いている選び方立ち上がりの速さを重視する場合温度管理や周囲への熱の少なさを重視する場合

どちらの方式が適しているかは、テーブルの大きさや使用人数、設置場所の設備によっても変わります。ガス式・電気式の仕様例や製作可能なテーブルについては、「鉄板テーブル・お好み焼きテーブルの商品情報」をご確認ください。

都市ガス13AとLPガスの確認

ガス式鉄板テーブルを注文する前に、設置場所で使用しているガスの種類を確認します。

丸友製作所のガス式鉄板テーブルは、都市ガス13AとLPガスに対応しています。ただし、1台の製品で両方のガスを自由に切り替えられるわけではありません。注文時に指定されたガス種に合わせて製作します。

ガス種が合っていない製品は使用できないため、現在使用しているガスが都市ガス13AかLPガスか分からない場合は、契約しているガス会社などへ確認してください。

単相200Vと三相200Vの違い

電気式鉄板テーブルは、単相200Vまたは三相200Vで製作します。100V電源には対応していません。

単相200Vは家庭と店舗の両方で使用され、三相200Vは主に店舗で使用されます。

注文時には、設置場所で使用できる電源が単相200Vか三相200Vかを確認します。また、製品の大きさや仕様によって消費電力が異なるため、それに合ったブレーカー容量とコンセントが必要です。

鉄板テーブルの導入前に確認する設備

鉄板テーブルを設置する場所によって、使用できるガスや電気の設備は異なります。製品を注文してから必要な設備がないことに気付かないよう、事前に次の項目を確認します。

  • ガス式の場合は、都市ガス13AかLPガスか
  • ガス式鉄板テーブルを接続できるガス設備があるか
  • 電気式の場合は、単相200Vか三相200Vか
  • 製品の消費電力に合った漏電ブレーカー容量があるか
  • コンセント1口ごとに単独の漏電ブレーカーを設けられるか
  • 製品に合ったコンセントを設置できるか
  • 鉄板テーブルを搬入できる通路幅や入口幅があるか
  • 設置場所に必要なスペースを確保できるか

ガス設備や電気設備の新設・変更が必要な場合は、製品の仕様を確認したうえで、施工を担当する専門業者へ相談してください。店舗では、設置環境に応じて換気についても事前に確認しておくと安心です。

店舗用と家庭用はどちらを選ぶ?

ガス式と電気式は、店舗用・家庭用だけで明確に分けられるものではありません。店舗でも単相200Vの電気式を使用する場合があり、ご家庭でも設置設備が整っていればガス式を選べます。

店舗では、温度の立ち上がりを重視する場合はガス式、設定温度の管理や周囲への熱の少なさを重視する場合は電気式が選択肢になります。ただし、客席数や使用時間、設置場所のガス・電気設備まで確認して判断する必要があります。

ご家庭では、現在の電源やガス設備に加えて、設置スペースや周囲への熱も確認します。電気式はガス式より周囲への熱を抑えやすい一方、単相200Vの電源と専用の設備が必要です。

店舗用・家庭用という区分だけで決めず、使い方と設置環境に合わせて選ぶことが大切です。

ガス式と電気式で鉄板の厚みは変わる?

鉄板テーブルに使用する鉄板の厚みは、ガス式・電気式ともに9~12mmです。ガス式だから厚くする、電気式だから薄くするといった決まりはありません。

鉄板の厚みは、調理する料理や鉄板の大きさ、温度の安定性、温度が上がるまでの時間などを考えて選びます。厚い鉄板は蓄熱性に優れていますが、使用できる温度になるまでに時間がかかります。

加熱方式だけで厚みを決めず、料理の種類や使い方まで含めて選びましょう。鉄板の種類や厚みについて詳しくは、「鉄板テーブルの鉄板の選び方」で解説しています。

鉄板テーブルの搬入・設置と設備工事

丸友製作所では、鉄板テーブルの製作だけでなく、搬入・設置まで対応しています。

ただし、ガス設備の接続や電気設備の新設・変更などは、原則としてお客様側で専門業者へ手配していただきます。電気式は原則コンセント式ですが、製品に合った電源、ブレーカー、コンセントを事前に準備する必要があります。

また、完成した鉄板テーブルを設置場所まで運べるかどうかも重要です。注文前に入口、廊下、階段、エレベーターなどの搬入経路と、設置場所の寸法を確認してください。

設備工事と鉄板テーブルの搬入・設置をスムーズに進めるため、注文前に設置場所の状況を丸友製作所へお知らせください。

ガス式と電気式で迷ったときの選び方

ガス式と電気式のどちらを選ぶか迷ったときは、まず設置場所で使用できる設備を確認します。そのうえで、温度の立ち上がり、温度管理、周囲への熱など、重視する条件を比較します。

ガス式が選択肢になりやすいのは、次のような場合です。

  • 設置場所に使用できるガス設備がある
  • 温度の立ち上がりの早さを重視したい
  • 火力を見ながら調整したい

電気式が選択肢になりやすいのは、次のような場合です。

  • 単相200Vまたは三相200Vの設備を準備できる
  • 設定温度の管理のしやすさを重視したい
  • 鉄板テーブル周囲への熱をできるだけ抑えたい

どちらの方式でも、適切な鉄板の厚みと温度で使用すれば、料理の仕上がりに大きな違いが出るわけではありません。方式だけで決めず、設置環境と使い方を丸友製作所へお伝えいただければ、条件に合った仕様をご提案します。

鉄板テーブルのガス式・電気式に関するよくある質問

ガス式と電気式で料理の仕上がりは変わりますか?

ガス式と電気式で、料理の仕上がりに大きな違いが出るわけではありません。どちらも適切な鉄板の厚みと温度で使用すれば、お好み焼きや鉄板焼きなどを十分に調理できます。

電気式鉄板テーブルは100Vで使用できますか?

いいえ。丸友製作所の電気式鉄板テーブルは、単相200Vまたは三相200Vで製作します。100V仕様には対応していません。

単相200Vの電気式鉄板テーブルは店舗でも使用できますか?

はい。単相200Vは家庭だけでなく店舗でも使用されます。注文前に設置場所の電源、消費電力、ブレーカー容量、コンセントの仕様をご確認ください。

都市ガス用とLPガス用を切り替えて使用できますか?

いいえ。注文時に指定されたガス種に合わせて製作するため、使用者が都市ガス13AとLPガスを自由に切り替えることはできません。

ガス式と電気式で鉄板の厚みは変わりますか?

加熱方式によって厚みが決まるわけではありません。鉄板テーブルでは、ガス式・電気式ともに9~12mmの鉄板を使用し、料理や鉄板の大きさ、使い方に合わせて選びます。

鉄板テーブルの搬入や設置にも対応していますか?

はい。丸友製作所では搬入・設置まで対応しています。ガス設備の接続や電気設備の新設・変更は、原則としてお客様側で専門業者へ手配していただきます。

鉄板テーブルについて相談したい方へ

丸友製作所では、店舗用・家庭用の鉄板テーブルをオーダーメイドで製作しています。

ガス式・電気式の選択だけでなく、テーブルサイズ、天板色、鉄板の種類や厚みなども、ご希望や設置場所に合わせてご相談いただけます。どちらを選べばよいか分からない場合は、設置場所の設備や使用人数、用途をお知らせください。 

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