鉄板テーブルの鉄板の選び方|プレス・磨き・黒皮の違いと厚み・手入れ
お好み焼きテーブルや鉄板テーブルを選ぶ際、テーブルの大きさや熱源とともに重要になるのが、中央に組み込む鉄板の種類です。
鉄板には、プレス鉄板・磨き鉄板・黒皮鉄板などがあり、表面の仕上がりや選べるサイズ、適した使い方が異なります。また、鉄板は厚ければよいというものではなく、鉄板の大きさやガスバーナー・電気ヒーターなどの熱源との組み合わせも重要です。
この記事では、鉄板テーブルやお好み焼きテーブルを製作している丸友製作所が、鉄板の種類や厚み、料理に合わせた選び方、縁の形状、お手入れ方法について分かりやすくご紹介します。

目次
鉄板テーブルに使われる鉄板の種類
鉄板テーブルに使われる鉄板は、主に「プレス鉄板」「磨き鉄板」「黒皮鉄板」の3種類です。
それぞれ表面の仕上がりや選べる寸法、向いている使い方が異なります。価格だけで決めるのではなく、提供する料理や鉄板の大きさ、使用する熱源などを踏まえて選ぶことが大切です。
プレス鉄板・磨き鉄板・黒皮鉄板の違い
プレス鉄板(舟形)
プレス鉄板は、鉄板を舟形に成形した規格品です。丸友製作所では、603×363×厚み7mmと、755×455×厚み9mmの2種類を取り扱っています。
主に保温用として使用され、規格サイズから選ぶため、オーダー製作する鉄板と比べて費用を抑えやすいのが特徴です。

磨き鉄板
磨き鉄板は、鉄板表面の黒皮を取り除き、研磨して仕上げた鉄板です。表面が滑らかで見た目もよく、お好み焼きや焼きそば、鉄板焼きなど幅広い料理に使用できます。
鉄板テーブルに使用する場合、厚みは主に9~12mmです。丸友製作所では、ヘアーラインや上磨きなどの仕上げに対応しています。また、用途やテーブルに合わせて鉄板の大きさを変更できます。

黒皮鉄板
黒皮鉄板は、製造時にできる黒い酸化皮膜を表面に残した鉄板です。研磨した磨き鉄板とは、表面の色や仕上がりが異なります。
丸友製作所では、主に厚み9mmの黒皮鉄板をもんじゃ焼き用として取り扱っています。必要な大きさに合わせた製作にも対応しており、研磨加工しないため磨き鉄板より費用が抑えられます。

| 種類 | 主な特徴 | サイズ・厚み | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| プレス鉄板(舟形) | 規格品で費用を抑えやすい | 605×363×7mm/755×455×9mm | 主に保温用 |
| 磨き鉄板 | 表面を研磨。幅広い料理に対応 | オーダー可能/主に9~12mm | お好み焼き、焼きそば、鉄板焼きなど |
| 黒皮鉄板 | 黒い酸化皮膜を残した仕上げ | オーダー可能/主に9mm | 主にもんじゃ焼き |
上記は丸友製作所で取り扱っている主な仕様です。希望する鉄板の大きさや用途によって適した仕様が異なるため、製作前に使用する料理や熱源を確認しながら選定します。
鉄板の厚みと熱源の関係
鉄板の厚みは、温まり方や蓄えられる熱量に関係します。厚い鉄板は多くの熱を蓄えられる一方、温まるまでに時間がかかります。薄い鉄板は比較的早く温まりますが、食材を多く載せたときに温度低下の影響を受けやすくなります。
ただし、鉄板は厚ければよいというものではありません。鉄板の大きさや厚みに対して熱源が合っていないと、温まるまでに時間がかかったり、鉄板全体の温度に差が出たりすることがあります。
ガス式では使用するバーナー、電気式ではヒーターの配置や容量との組み合わせが重要です。そのため、鉄板だけを先に決めるのではなく、提供する料理や使用方法、鉄板の大きさ、熱源を合わせて検討する必要があります。
料理に合わせた鉄板の選び方
お好み焼き・焼きそば
お好み焼きや焼きそばを調理する鉄板テーブルには、主に厚み9~12mmの磨き鉄板を使用します。表面が滑らかで、お好み焼きや焼きそばなど幅広い料理に対応できます。
もんじゃ焼き
もんじゃ焼き用の鉄板テーブルには、主に厚み9mmの黒皮鉄板を使用します。もんじゃ焼きは水分の多い料理のため、鉄板の縁を立ち上げた盛付鉄板として製作します。
ステーキ・鉄板焼き
ステーキや魚介類などを調理する鉄板テーブルには、主に厚み9~12mmの磨き鉄板を使用します。鉄板の大きさや厚みは、一度に焼く食材の量や使用人数に合わせて検討します。
保温を主な目的にする場合
調理済みの料理を温かい状態で保つことを主な目的とする場合は、規格品のプレス鉄板が選択肢になります。プレス鉄板はサイズが決まっているため、テーブルの寸法や使用方法に合うかを事前に確認します。
※上記の厚みは鉄板テーブルに使用する場合の仕様です。ガス式・電気式ともに同じ厚みを使用します。鉄板カウンターや鉄板グリドルでは、用途や大きさ、熱源に合わせて、鉄板テーブルより厚い鉄板を使用する場合があります。
鉄板の縁・形状を選ぶ
丸友製作所で取り扱う磨き鉄板と黒皮鉄板は、鉄板の縁を立ち上げた「盛付鉄板」として製作しています。
盛付鉄板は、鉄板の周囲に立ち上がりがあるため、調理中の油や水分、食材が外へ流れ落ちにくい形状です。お好み焼きや焼きそば、もんじゃ焼き、鉄板焼きなど、客席で調理する鉄板テーブルに使用します。
鉄板の大きさは、テーブルの寸法や使用人数、提供する料理に合わせて変更できます。鉄板サイズを決める際は、料理を焼くスペースだけでなく、食材を置く場所や取り分けのしやすさも考えて選ぶことが大切です。
テーブルのサイズや熱源、天板・脚を含む製品全体については、「鉄板テーブル・お好み焼きテーブルの商品ページ」でご紹介しています。
鉄板を長く使うためのお手入れ方法
鉄板を使用した後は、鉄板が温かいうちにコテを使って、表面に残った食材や焦げなどの汚れを落とします。作業の際は、やけどをしないよう十分に注意してください。
汚れを落とした後は、鉄板表面に残った水分をしっかり拭き取ります。水分が残った状態で放置すると、さびの原因になるため注意が必要です。
最後に、鉄板の表面へ油を薄く塗って保管します。使用後の汚れや水分を残さず、定期的に油をなじませることが、鉄板を長く使用するための基本です。
磨き鉄板と黒皮鉄板のどちらも、使用後は同じ流れでお手入れします。
鉄板を選ぶ前に確認しておきたいこと
鉄板テーブルの鉄板は、種類や厚みだけで決めるのではなく、料理や使用方法、テーブルの大きさ、熱源を合わせて選ぶ必要があります。
見積りや相談の前に、次の内容を確認しておくと仕様の打ち合わせが進めやすくなります。
- 主に提供する料理
- 調理用か保温用か
- ガス式・電気式のどちらを使用するか
- 希望する鉄板の大きさ
- テーブルの大きさと使用人数
- 店舗用か家庭用か
テーブルの種類やサイズ、ガス式・電気式の違い、天板や脚の選び方については、「お好み焼きテーブル・鉄板テーブルの選び方」で詳しくご紹介しています。
鉄板テーブルの鉄板に関するよくある質問
鉄板テーブルの鉄板にはどのような種類がありますか?
鉄板テーブルには、主にプレス鉄板・磨き鉄板・黒皮鉄板があります。プレス鉄板は主に保温用、磨き鉄板はお好み焼きや焼きそば、鉄板焼きなど、黒皮鉄板は主にもんじゃ焼きに使用します。
鉄板テーブルの鉄板は厚いほどよいですか?
鉄板は厚ければよいというものではありません。鉄板の大きさや提供する料理、ガスバーナー・電気ヒーターなどの熱源との組み合わせが重要です。丸友製作所では、鉄板テーブル用の磨き鉄板は厚み9mm~、黒皮鉄板は主に厚み9mmで製作しています。
ガス式と電気式で鉄板の厚みは変わりますか?
丸友製作所の鉄板テーブルでは、ガス式・電気式ともに同じ厚みの鉄板を使用します。ただし、鉄板カウンターや鉄板グリドルでは、用途や大きさ、熱源に合わせて、より厚い鉄板を使用する場合があります。
鉄板の大きさは変更できますか?
磨き鉄板と黒皮鉄板は、テーブルの寸法や使用人数、提供する料理に合わせた大きさで製作できます。プレス鉄板は規格品のため、決められたサイズから選びます。
使用後の鉄板はどのように手入れしますか?
鉄板が温かいうちにコテで汚れを落とし、水分をしっかり拭き取ります。最後に鉄板表面へ油を薄く塗って保管します。作業の際は、やけどに十分注意してください。
まとめ|料理と熱源に合った鉄板を選ぶ
鉄板テーブルに使用する鉄板には、プレス鉄板・磨き鉄板・黒皮鉄板があり、提供する料理や用途に合わせて選びます。
お好み焼きや焼きそば、ステーキなどには厚み9mm~の磨き鉄板、もんじゃ焼きには主に厚み9mmの黒皮鉄板、保温を主な目的とする場合にはプレス鉄板を使用します。
鉄板は種類や厚みだけでなく、大きさやガスバーナー・電気ヒーターとの組み合わせも重要です。丸友製作所では、使用する料理や人数、設置場所などを確認しながら、ご希望に合った鉄板テーブルをご提案しています。

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